帰国子女が語る日本の英語教育について〜日本の英語教育 は終わってる!?〜
Hi everyone! どうも爽怪人間のけんちゃんこと廣谷健斗です!今日語るのは日本の英語教育について!私自身中学高校と日本で英語教育を受けて様々疑問に感じたことがあるので、それらを本音で語りたいと思います!*あくまでも個人の体験に基づくものです
・英語を習得する教育ではなく、テストで点を取るための教育
私がこの6年間で最も痛感したのがこれです。日本の英語教育はまずアルファベットを覚えてその後すぐに文型、文法を学習します。そして、教科書の長文を読解する。英語の授業のはずなのに、板書するのも、解説を聞くのも全部日本語。受動態、完了形、助動詞etcなどの文法の知識は身につきますが、それらを身につけただけで、英語を習得したと言えるのでしょうか。その上、英語のリスニング、スピーキングに関しては殆ど教育を施されない…確かに、その教育でテストの点はとれるかもしれませんが、英語でコミュニケーションをとれますか?実際僕の友人に、一流大学に合格した人がいますが、彼らの英語偏差値(75〜80)は帰国子女の僕よりうえですが、いざ英語で話しかけると、かろうじて聞き取ることはできても、自分から英語で言葉を返す能力が著しく低いんですね。また、日本のセンター試験にしても筆記はまだしも、リスニングのレベルが18歳が受けるには低すぎる。日本の英語教育だけを受けていればグローバル化の社会で取り残されるでしょう。ちなみに英語が公用語でない国での英語力ランキングで日本は51位ちなみにお隣韓国は30位です。
・どうすれば、英語力を身につけれるのか
答えシンプルです。それは英語に慣れることです。確かに文法や文型などの”ルール”を覚えることは大事ですが、それ以上に実際に五感を使って英語を使用することが大事だと僕は考えます。サッカーだってルールだけ覚えてても上達しないでしょう?それと同じだと思ってます。
英語はライティングだけじゃなくて、リスニング、スピーキングにも同じくらい時間をかけて教育する必要があると思います。
・シンガポールの英語の授業を見習うべし
私はシンガポールの日本人小学校に行ってたのですが、そこでは小1から毎日英語の授業がありました。また、英語のレベルごとにクラス分けがされ、個々に応じた英語教育がなされました。英語の授業はオールイングリッシュ。英語で文法を教えられ、英語で先生に質問し、その先生はその質問に英語で答えます。ちなみに日本語を喋ったらクラスを下げられる等の罰が下されました。勿論、日本人小学校なので、みんな英語ができるわけないんです。でも試行錯誤するんです、なんとか伝えようともがくんです。そうしていく中で自然と感覚として英語を習得するんですよ!
↑シンガポールの小学3年の時の英語の教科書です。これは文法について書かれているんですけど、文法の学習方法して、会話を聞き、自分でその会話をしてみて、最終的にはその会話を歌にして歌うんですね笑
↑中1の日本の英語の教科書です。ナニコレ🤪
こりゃ、苦手になりますよ笑
“彼のお母さんは弁護士です”←いつ使うねん笑
とにかく、まったくもって実践的じゃないですよね…
・最後に
ここまで色々ぐちぐちと日本の英語教育について述べましたが、日本も変わりつつあります。センター試験で、4技能を問われたり、小学校から英語教育を施されるようになったり、これから、より実践的な英語教育にしようという努力が感じられます。日本は島国で、日常に英語が全く根付いていないので英語できないのは仕方ないと言えばそうかもしれません。しかし、今や世界の一体化は急速に進んでおり、そのような時代で英語ができないというのは、非常に損だと思うのです。日本人は本当に優秀な民族だと思うので、その優秀さを活かすためにも、日本の英語教育が素晴らしいものになる事を切に願いつつ。