【将来の人間国宝!?】講談師・神田松之丞改め、6代目神田伯山さん

どうも、てんちょうです!

まず、タイトルにある「講談」をご存知でしょうか?恥ずかしながら、僕は1年ほど前までは全く知りませんでした(笑)

知るきっかけになったのが神田松之丞さんです。テレビで特集されていたのをたまたま見て知りました。

そもそも

講談とは、赤穂浪士で言うと、討ち入りをした47人を称えるといった立派な人が主人公として描かれる。現在まで4500ほど話が残っている。ト書きなども読みストーリーを進めていく。

 《比較》

落語とは、赤穂浪士で言うと、討ち入りをしなかった約250人を主人公にするなど通常では主人公になり得ない人が主人公として描かれる。500ほど話が残っている。会話でストーリが進んでいく。

この違いは、講談が好きだった落語家・立川談志さんのお言葉です。

落語は毎週テレビで、「笑点」が放送されています。

さらに、落語を見たことがなくても、テレビ界活躍されている笑福亭鶴瓶さん、立川志らくさんなど数多くの落語家さんがテレビに出ています。(明石家さんまさんも落語家さんの弟子です)

しかし、講談師ときいて「◯◯さん!」と思いつく人がいるでしょうか?

江戸時代には、講釈場が約200軒あり、大変人気があったそうですが現在では講談師が東京で60人ほどしかいないそうです。(落語家は800人ぐらい)

そんな中、烈火の如く現れ、6代目神田伯山を襲名し、真打に昇進した神田松之丞さん。

映像でしか、神田伯山さんの講談を観たことがありませんが、とにかく迫力がすごいです。さらに、色々な登場人物を演じ分ける演技力もすごい。

そんな、神田伯山さんですが、YouTubeデビューをしています。

「神田伯山ティービィー」というチャンネルを開設していて、ほぼ毎日更新されています。

内容は、真打昇進襲名披露興行として、東京の演芸場を回っている、その楽屋の様子を撮影し、編集したものとなっています!ドキュメンタリーとして編集されていて、色々な落語家、講談師の方々の素顔が見れます。

他のYouTuberでは真似できない内容だと思います。観る価値ありです。

現在、毎日公演をされていて、毎日演目を変えているそうです。

演劇をしている自分からすると考えられません。毎日、違う脚本、、(笑)

長い話では、1時間ぐらいあり、さらに、お客さんの様子に合わせて急遽ネタを変えることもあるそうです。

演劇とは異なり動きや音、照明といった演出はありませんが、話術で人を引き込んでいくその姿は本当に勉強になります。

全く違う芸術ですが、盗めるところは盗んでいきたいと思い、映像を観ています。

いつか、寄席に行って生の講談を聴いてみたいです。

タイトルの将来の人間国宝か!?と書いたのは神田伯山さんの師匠が「神田松鯉」さんという人間国宝であり、かつ神田伯山という名前は5代目まで全員名人と言われたすごい講談師ばかりだったので、期待を込めて書きました。

ますます、神田伯山さんの活躍が楽しみですね!

ではでは〜