京劇からハリウッドへ~ジャッキー・チェンの偉大さとは~
どもども。今夜もどうぶつの森で動画をアップロードしました。湊游です。
再生はこちらから。
今日のこの動画とタイトル。
ええ、今日はジャッキー・チェン愛について語ります。間違いなく私の中で表現活動の血肉になっていますね。
ジャッキー・チェン。言わずと知れた香港が生んだアクションスター。
彼は7歳の世界に京劇(中国の伝統演劇)の学校に入門し、そこで憲法も学んでいます。
18歳になり10年の修業期間を経て(ホンマに少林寺みたい!)俳優デビューしますが、当初はシリアスな役柄があまり合わなかったのかその鍛え抜かれた身体表現力にもかかわらず泣かず飛ばずの俳優でした。その後3年くらいはほとんど料理人として生きていたという話もあるくらいです。
22歳くらいになって彼は映画の世界に戻ってきますが、彼を呼び戻したのがロー・ウェイ監督。ブルース・リー作品の監督を手掛けておりました。
ブルース・リーは駆け出し役者だったジャッキー・チェンを良く可愛がっていたこともあり、繋がりがあったんですよね。
そんなジャッキー・チェンでしたが、1978年くらいから蛇拳、酔拳、笑拳というHIT作がどんどん生まれ始めます。
実はこの頃までカンフー映画っていうと「やられたからやりかえすリベンジストーリー」でどんよりした展開が多かったんです。(カンフー映画のさらに前身は京劇映画ってものがあったようですよ)
これはブルース・リー主演の映画でもどことなくそうですね。
それをもうやめようぜってロー監督とジャッキーがコメディ路線を作り出したのが先ほどの作品群でした。
この価値転換、価値ずらしが凄かった 😆 😆
今日言いたいことはこれに尽きる。
それまで日本で言う任侠映画、アメリカだとギャングものだったりイタリア製のマカロニウエスタンとかかな?その香港版にすぎなかったカンフー映画は一気に「気持ちを明るく見ることのできる映画」いってみればポジティブ薬みたいなものになりました。
ちょっと気分が乗らない時、どうももやもやする時にぜひ見てください!
今日どうぶつの森で再現しているのはNG集というものです。
コメディ路線をさらに極めてジャッキー自らが大幅に演技指導を入れたプロジェクトAという作品で初導入され、以後ジャッキー映画のエンディングやDVDのおまけで定番になっているもの。
人気が高くNG集そのもののパロディもたくさん作られているくらいです!
もちろんNG集以外のカンフーアクションシーンも敵役のやられ方、雑魚敵や庶民のおまぬけっぷりが憎めなくてネタに満ち溢れているのがよくわかります。
今までジャッキー作品に触れたことがない人にぜひ見てほしいのはそうですね・・・ 😕
①ポリスストーリー(1985)
②ラッシュアワー3(2007)
③プロジェクトA(1983)
④酔拳(1978)
この順くらいですかね!
古い作品のトンデモな終わり方とか、修行シーンのアホらしさもまた一つ必見の要素です!
では、また次週!お会いしましょう!
※参考ページ
https://like-start.com/archives/2272
カンフー映画の入門と言いつつ3000段の階段を上らされる超絶まとめページ