【物理学(書評)】『量子とはなんだろう』/ 演劇と量子

お疲れ様です〜!!
読書大好き、みやっち(宮地昂志)です!
とはいえ、一冊一冊じっっくり読んじゃう癖があり、読むのはなかなか遅いです!
今回は、このブログを利用して、最近読了した本の書評的な文章を軽〜く書いてみよーかと思います!
今回ご紹介する本は、ブルーバックスの
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『量子とはなんだろう』
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です!量子を題材にした物理学の一般教養本です!ちなみに、ブルーバックスとは「科学をあなたのポケットに」をテーマとして科学を身近に感じられるような科学教養本を提供しているシリーズです!本屋さんに行けばありますよ!
皆さん「量子」を聞いたことがありますか?
最近は、ニュースや新聞で、量子コンピューターや量子暗号といった言葉を見るようになり、少〜し身近になりつつある?!って感じですかね笑
この本は、まさに量子のことが書かれた本です!現代物理学には、星や銀河、はたまた宇宙の振る舞いを説明する相対性理論に対して、原子や電子といったミクロな対象の振る舞いを説明する量子論という理論があり、これは量子論の本です!
本の構成としてはざっくり次のような感じでした!
◆人類が「量子」を考え出すまでの世界観と歴史(第1章、第2章)
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◆日常生活に量子が見え隠れするシーンの数々(第3章)
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◆量子をどうやって表現するか(第4章、第5章)
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◆金属や空気といった周りの物質の中に隠れた量子の不思議さ(第6章)
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◆量子論は僕たちの直感に反するが、自然界の掟であることを認めざるを得ない事実(第7章)
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◆量子の応用、量子コンピュータ(第8章)
何とも読みやすい構成になっていると感じましたね!個人的には、第3章、第6章、第7章が好みでした!
第3章では、僕たちが暮らす日常生活に量子が見え隠れすることが強調されています!例えばこの世界に色が見えることも、夜に星が見えることも、全てこの自然界は量子でできていることの証拠であることに感動します!
第6章では、日常生活ではなく、普段僕たちが触れる色んな物質も量子でできていることが判明します!特に「ものに触れる」というごく当たり前のことができるのも、量子のおかげであるという素晴らしい事実を知ることができます!
第7章では、量子論の問題が取り上げていて、なんと量子論が実験で検証できること、そして、それが本当に検証されてしまう歴史を追い、この世が量子で成り立っていることが実験で証明されてしまう衝撃に出会うことができます!!
量子とは「波でもあり粒子でもある何か」とよく説明されますが、僕たちの直感に反していますよね!だって、波でもあって粒子でもあるなんて「ほな何やねん!」って意味が分からなくなりますよね!
でも、この本はそんな量子という概念が僕たちの直感に反していることは当たり前だという立場で書かれており、そこに共感しましたね!
この世が量子で成り立っているということは、僕たち人間ももちろん量子でできていることになります!
そして、僕たち劇的☆爽怪人間は演劇を主とした表現活動に励んでおります!
ということは
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演劇とは量子自身が自らを表現しようとする営み
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と言うこともできるのではないでしょうか?!なんか演劇という芸術の見方が少し変わった気がしませんか?(^ ^)
この本を読むと、この世界は量子でできているのだと、ある意味実感することができます!“量子の眼“でこの世界を見ることができます!すごく感動しますよ!!
あなたもこの本を読めば、世界を見る眼が変わります!!ぜひ書店に行って手に取ってみてはいかがでしょうか??^ ^
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回の写真は、紹介本とツーショットしちゃう、みやっちでお送りしましたー!
以上!