体現帝国の話、演劇人見るべし

京都の稽古が終われば、名古屋の稽古にいくために移動し、その移動の間に大阪の舞台の細々したことをやるスーパーマンとは、座長の俺イルギよ!!!
なんの話やねん
今年の11月に出演する七ツ寺共同スタジオ50周年公演の演出を担当する超演出家、渡部剛己さんの劇団「体現帝国」について今日は話したい。(超演出家という言葉も意味深)
で、最後まで見て欲しい。なぜかというと、その体現帝国の公演を全国問わず観劇できる機会が今、皆さんにあるからだ!
体現帝国とは
詳しいことはHPで見て欲しいんやけど、ここからは私の目線でのお話。
やはり、演出家の色が劇団を染めるというか渡部さんの化身みたいな劇団で、アングラ第一世代の俳優技術を詰め込み、渡部さんのぶっ飛んだ世界を混ぜまくったお芝居をする団体です。(俳優技術は寺山修司の色が濃くて、鈴木忠志の技術もあり)もうパワフル!何よりも表現というものに満ち溢れていて、見た人は必ず創作意欲が湧きます。なんと、この私も体現帝国の「班女」を見て、自分も初挑戦やけど演出して「班女」やりたい!って思って今年の2月にやったという。。それってやばない?(ちなみに渡部さんはどんな人かというと、ぶっ飛んだスーパーお茶目さんで知的な暴れん坊将軍。わかる人にはよくわかる)
注意
まじで半端ない団体なので、どんな影響をあなたに及ぼすかわからない。
表現の力はすごいんや、人を変えることができる。
それが可能な力を持ってる劇団だと私は思う。
別に今日のブログを誰かに書いたら、と言われてるわけではなくて私の意思で書きたいと思った。(無許可ですんません、みんな優しいから許してくださるはず・・・^ ^)
みんなに知って欲しい。
どうやって?
そう、問題はそこなんだ。だって体現帝国は名古屋だもん。大阪の人に勧めにくい。
ところがどっコーイ!
体現帝国、配信やるんだってよ。
え、見るっしょ。しかも600席くらいの小屋で一人芝居やってさ。やばない?
ぶっとんでるよね。少なくとも俺はそんなことをやる人たちは見たことがない。
すごい挑戦
そりゃそうだ、公演をするのにものすごいお金がかかるし、キャストも5人ほど。赤字のことを考えるだけでもできないし、それだけの人数でその大きな小屋を一人芝居?今世紀始まっての数少ない演劇史に残る挑戦やろ。まあ、それも野田秀樹や劇団ピスタチオの全盛期などに比べたら、と先輩方々は思うかも知らんけど、令和の世の中やぞ?誰も彼もが演劇やるのに引目を感じてるのに、やるねんで。普通に考えたら誰もわかる、ヤバイ。
私は配信だけど、買いました。本当は生で見たかったああああああ!
体現帝国の詳細はこちら
https://taigenteikoku.com/hitoribocchi_20220608/
