丸くなった?は?ばっかじゃねーの

日傘をこよなく愛し、遮光シマくる夏の男イルギです。
学生の頃
物事をストレートにぶつけまくる私はトゲトゲぴーだったようで友人は多かったようですが、陰で怖がられていた模様。それはわかってたけど、それでも暴れ倒して、なんとか大学3年生で学生演劇祭で賞を取る団体を作れたわけなんですが。その調子のとげピーで行くには学校の先生はできないわけで。高校生は豆腐メンタルも多いので、遠回しに言ったり、とにかく本人が自覚していくようにいい方向へ導く努力をしていました。だからか・・・たまに会う人に
丸くなったね
と言われることが多くなりました。で、私の意見として「今、あなたの目の前にいる男は言いたいことをめちゃくちゃ飲み込んであなたの話を聞いてるだけですよ」ということなんですが、なるほど、世の中の人は逆に私の話をグッと堪えて聞いてくれていただけなのかも?と思うと、学生時代は様々な人に甘えてたなと思うのです。
ところがね
私は友人が多く、それもとびきり特別な人たちだと思ってるわけなんですよ。
なぜかと言うと、彼らのもっとも輝いていた時を知っているから。
でね、そう言う人たちに特にこの1年沢山久しぶりにあってきたわけなんですけど、多くの人に対して弱くなったなあと。流されまくりじゃん、大丈夫?って。
丸くなったので言わんの
流されるのもいいことだから、言わないんだけど。人に全く流されない人たちが私の友達になってくれていたので、なんか私の友達消えた、どこ行ったって思っちゃう。別に演劇やってた人間だけじゃない、不良でぶいぶいやってたやつも、女遊び頑張ってたやつも、勉強頑張ってたやつも。多くが、若い頃はね。。。って。
つまんね
今のお前に興味があって会ってるのになんじゃそりゃって。これは説教したほうがいいのか?それとも社会で生きると言うのは己をなるべく殺し、人の目を伺い、その上でできる範囲で自分の生きがいを見つけるのか。まじでつまんねーな。って思いながらも、長いものにはマカレロという言葉もありまして、昔の人が挑戦するなら若いうちにと言ってたこともよくわかるようになってきました。だけど・・・
つまんねーよ
まあ、あと70年くらい生きるからどっかではちゃめちゃな年が来るのかもだけどもね。
まあしかし、これは私の好みなんだなと思う。
日常というのはつまらなくても生きてるだけで楽しいことがあるし、スポットライトを浴びなくても、人から称賛されなくても、道端でたんぽぽ見つけたら私だって足を止めてウフフって思う。
でももしかしたら
逆に私の目の前にいる彼らも職場では、恋愛では、趣味では色々な華を咲かせているのかも。そして私に会うときは思い出話に華を咲かせたいのかも。そう思うと、今私は彼らに会う資格はないと思ってしまうし、同窓会には行けないな。思い出を振り返る暇はそんなに必要ない、今の私には今の時間が必要なんだ。そう思った、だから心の中でごめんね、と思い、お芝居をより頑張って、彼らにいい作品を見せて頑張ってるねって言われるようになりたいな。それだけでいいや。下記は次回公演、頑張るぞ

